稲田防衛相が出した破壊措置命令
PC3とイージス艦を配備
北朝鮮が3日、日本海に向けて発射した「ノドン」は秋田県男鹿半島の西側約250キロ地点、日本の排他的経済水域(EEZ)に着水した。当時、着水地点付近にイカ釣り漁船が数隻操業していたが幸いにも大事には至らなかった。
北朝鮮弾道ミサイルに備え稲田防衛大臣は、自衛隊によるミサイル撃墜が常時可能となる破壊措置命令を出した。これにより自衛隊はPAC3(地対空誘導弾パトリオット)部隊を市谷の防衛省敷地内に配備。また、日本海でSM3(海上配備型迎撃ミサイル)搭載のイージス艦も展開した。この破壊措置命令は現在のところ3ヶ月ごとの更新となっている。
この、"自衛隊による撃墜が常時可能となる破壊措置命令"が出されたのは初めてのことだ。