19年前に調印?『シベリア鉄道の北海道延伸』
この壮大なプロジェクトは何処から生まれた?
日本はロシアとの経済協力問題で交渉が難航している。現在、駆け引きの真っ最中だが、「8つの経済協力」の他にロシア側が要望していることがある。それは 、シベリア鉄道の北海道延伸だ。恐らくこれはロシアにも日本にもかなりの経済効果があるだろう。そして線路は日本とロシアさらに沢山の国を繋ぎ、世界平和の実現にまで繋がっていくという何だかワクワクするようなプロジェクトだ。
良くロシアがこんなことを考えついたものだなと思っていたら、実はこのプロジェクトは1992年から持ち上がっていたのだ。『帝国政府声明文』の発掘者でもある「安濃 豊」博士らが1997年にモスクワのロシア外務省で、露日協会とシベリア鉄道延伸の覚え書きを交わしていた。北海道出身の安濃博士は「北海道とユーラシア大陸を結ぶ会」の代表幹事で、自腹でロシアを何度も訪問している。勿論、これは北方領土問題に対するアプローチでもあったようだ。
現在は真っ白だが、まだ髪の毛が黒い頃の安濃博士の動画 彡-。-)クログロ~
【1997年1月23日、安濃 豊はモスクワを訪ねた。目的はロシア外務省、露日協会へある提案をすることであった。その提案とは…】(安濃博士youtubeコメント欄より)
https://www.youtube.com/watch?v=YmIVpU7qvVQwww.youtube.com
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当時の新聞に “覚書調印へ” と記事が掲載される位この件は画期的な構想であったようだが、何故か実現しなかった。 ちなみに当時の北海道開発庁長官は鈴木宗男氏で、この構想に激しく反対していたそうだ。その後、鈴木宗男氏は1999年に自身が逮捕されるきっかけとなったムネオハウスを国後島に建設している。
(画像は安濃博士のブログより)
帝国政府声明文 「戦勝国は日本だった」 : 私(安濃豊)はモスクワのロシア外務省を訪ね、露日協会とシベリア鉄道延伸の覚え書きを交わした。
一方、ロシア側はこの構想をエリツィン時代から現在までずっと温め続けていたようだ。ということは、この『シベリア鉄道の北海道延伸』という壮大なプロジェクトは、経済が低迷するロシアにとってはどうしてもやりたいことではないのか?ならばこれを安濃博士が言っているように北方領土返還の交換条件として話を持っていけばいいのではないだろうか。
12月15日、山口県で日露首脳会談が行われるが、「安倍首相には是非この路線で交渉して頂きたい」という安濃博士の意見に恐れながら私も賛成だ。
【今回取り纏められた日露経済協力プランにはロシア側の提案であるシベリア鉄道延伸、ガスパイプライン敷設、電力ケーブル敷設が欠けているのだが、もしかして、プーチン氏が引いてしまった原因はこれではないだろうか】
帝国政府声明文 「戦勝国は日本だった」 : ロシア側提案のシベリア鉄道延伸、ガスパイプライン敷設、電力ケーブル敷設を経済協力項目に組み込まれよ
とりあえず、外交交渉が苦手な日本の政治家や関係者の皆様は、安濃博士のブログや動画を参考にしてみてはどうだろうか?科学的根拠に基づく発想であり、且つ斬新だ。
えっ?余計なお世話だって?
あっそ! ┐(´∀`)┌