オオカミ少年たちの言い訳

人間にとって国とは何なのかを念頭に普通の国民の視点で出来事を綴ります。文章力の無さにつきましては御了承下さい。

ロヒンギャ族は本当に民族浄化をされているのか?

ロヒンギャ族という民族の謎

最近メディアなどで目にするロヒンギャ族。報道や人権団体、国連までもが "ロヒンギャ族民族浄化されている"と言っているようだが本当なのだろうか?確かに日本の群馬県に集中してロヒンギャと呼ばれる人々が難民申請を待ちながら暮らしているのは事実だが、まずロヒンギャというものから調べてみよう。


ロヒンギャとは何?

wikiを参照)
居住地域 ミャンマーラカイン州(旧アラカン州)
宗教 イスラム教が主流。
仕事 主に農業。商人としての交易活動も盛ん。 
民族 バングラディシュのチッタゴンからの移住者(ベンガル人)で特に英領植民地になって移住させられた人々。 ミャウー朝時代の従者の末裔。 傭兵の末裔。ビルマ併合後、強制移住させられた人々など混在する。

現在、ロヒンギャの名前を付した文書として最も古く遡れるものは1950年に彼らがウー・ヌ首相に宛てた公式の手紙である。これ以前にもロヒンギャ名が使われた可能性は否定されていないが、使用したとする確実な史料はみつかっていない。宗主国英国側の行政文書には、チッタゴン(Chittagonians)という表記が圧倒的に多くロヒンギャないしはそれに近い発音(スペル)の名称はいっさい登場しない。

■ なぜ難民が出るのか?
最初はラカイン州に2%の存在だったが2014年の調査では98%を占めるようになっている。多くはバングラデシュからの不法移民である。


ジャーナリストの有本香氏によると、少数民族と交流のあるミャンマー在住の日本人で井本勝幸氏が政府と対立する少数民族武装勢力側への聞き込みでは「虐殺や放火は国軍の仕業ではないだろう」という答えが返ってきたらしい。


結果として考えられるのは密入国であろうイスラム武装勢力と不法移民を強制送還しようとする国軍との武力衝突ということになるのだろう。(ロヒンギャのように過去に国籍を剥奪された住民には現在「帰化権審査カード」が交付されている)8月9日~9月5日までの間に武装勢力は30箇所の警察署を同時に襲撃、8つもの橋を破壊、6842件の家を焼き払ったりしている。タリバンや IS 等のテロ組織と繋がっているという情報もある。そのためイスラム教徒以外にも何とヒンドゥー教徒仏教徒ミャンマーまでもがラカイン州から逃げ出しているという状況になっている。


ロヒンギャ難民問題に潜む不可解な事実

国連や欧米は一方向からしか情報を得ておらずミャンマー政府を非難している。
トルコ政府の要人が虐殺の画像捏造までしたフェイク記事をシェアして拡散。(2017年8月4日、中国に訪問中したトルコ外相は中国の王岐山外相との対談の中でトルコ国内の反中国勢力の取り締まりを強化することを明らかにしている)
・世界中が非難する中中国はアウンサン氏を擁護する発言をしている。
日本のメディアは逃げてきた人々の中で事実を知るヒンドゥー教徒ミャンマー人にインタビューしたにも関わらず報道していない。そのメディアとは朝日新聞、日テレ、フジテレビ、日経新聞


このロヒンギャ問題で「国連、トルコ政府、中国、日本のメディア」という顔ぶれを見ると、お互い何らかのメリットでもあるのではないかと勘ぐってしまう。
それから、民族認定されれば土地を貰えるというミャンマーの法律があるということも頭に入れておかなければならないだろう。


一方、日本政府は武装勢力による治安部隊への襲撃を「強く非難」し、ミャンマー政府の取り組みを「支援」、更にバングラデシュへの難民支援として1500万ドルの緊急支援をした。これは日本政府には多くの情報が入っている結果ではないだろうか。物事は一方向からだけ見ていると大変なことに発展してしまう。ただ、難民の人々が一日も早く落ち着いた生活が出来るように心から祈る気持ちには変わりはない。


最後になるが、有本香氏の言葉の中に「放火しているのは暴徒化したベンガル系の人々...」という情報があった。しかしこれと相反するような内容の動画を見つけたので宜しかったらご覧下さい。私には完全にBBCプロパガンダに見えてしまうのだが...。
民族浄化だ!BBCの必死な姿w』
ロヒンギャの村を燃やしているのは誰か BBC記者の前で村が - YouTube